本会について

「設立趣意書」

昨今は地球温暖化が進行しているためでしょうか、植物・動物の生態系の変化を如実に感じるようになってきました。温暖化の防止に向けて、再生可能エネルギーの普及率を高めてゆくことが大事であり、このことは世界的にも進行している状況にあります。

日本は年間降水量が多く、もともと小水力発電に向いた環境にあります。しかしながら、小水力発電には様々な規制や課題があり普及が進んでいません。いろいろな問題点を解決するためには、いくつもの角度で考え・行動する必要があります。

当協議会は、再生可能エネルギーの中でも、小水力発電を普及し地域を活性化することを目的として、2011年3月に任意団体の高知小水力利用推進協議会として設立されました。そしてこのたび、活動の幅をより広げるために法人化する運びとなりました。

当協議会の特徴は、異業種の会員の集まりであることです。このおかげで、多種多様な小水力発電の手法を模索・検討しながら行動することができます。以下に示す活動を通じて、小水力発電による地域活性化のモデルを作り、そのノウハウを全国へと展開し、日本の中山間地域の活性化へと結び付けていけると考えます。

Ⅰ.水資源を幅広く効率的に利用するための支援を行う

Ⅱ.NPO、企業、官公庁、学校など、背景の異なる人たちが自由な発想を語れる「場」を提供する

Ⅲ.小水力の利活用により地域社会の自立や強化に貢献する

Ⅳ.小水力の普及に関する発信力を持ち地域に働きかけてゆく

 

平成30年5月1日

一般社団法人小水力協議会 発起人一同